初代広重近江八景/唐崎夜雨

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翻刻 近江八景
唐崎夜雨 よ(夜)の雨に 音をゆつりて 夕風を よそになた(名立)つる 唐崎のまつ(松)
解説 「唐崎の夜雨」は、琵琶湖に面した唐崎の巨松が雨にすっぽりとおおわれている様子を描いています。松の下には唐崎神社の社殿、琵琶湖には帆船が浮かんでいます。現在も唐崎神社の境内には、三代目(四代目とも)といわれる大きな松があります(『近江の松』 岡村完道著 サンライズ出版 2005年)。

 「東海道五十三次」・「木曾街道六十九次」などのすぐれた浮世絵を世に出した歌川(安藤)広重(1797〜1858)の描く「近江八景」は24種に及びます。この作品は安政4(1857)年広重の晩年の作品(魚栄板)です。上の方を雲形で仕切り、源氏模様を散らして、その中に古歌を配置しているところに特徴があります。
資料種別 浮世絵
地域 大津・志賀地域 > 大津市
タイトル 初代広重近江八景/唐崎夜雨
ショダイ ヒロシゲ オウミ ハッケイ/カラサキ ノ ヤウ
著者 安藤広重[画]
アンドウ,ヒロシゲ
出版年(西暦) 1857
出版年(年代) 安政4年(1857)
形態 1枚 36㎝×26㎝
関連地名 唐崎
カラサキ 
件名 浮世絵;近江八景
ウキヨエ;オウミ ハッケイ 
その他の注記 魚栄板 
コンテンツID 0500024 
書誌番号 0985231 
IIIF マニフェスト https://da.shiga-pref-library.jp/0500024/manifest