滋賀県月報/第52号ほか/戦中のスローガン[抜粋]

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翻刻 爆撃貯金
 十二月八日の大東亜戦争記念日には
 県民一人残らず
 男は爆撃機を
 女は爆弾を
 作るだけの爆撃貯金をなし
 西南太平洋の大戦果に感謝し これに応へませう
 果たして男は何機を作るか 
 女は何発を作るか
 これこそ、七十万県民の
 熱意をはか衡てある
解説 昭和12年(1937)の日中戦争の勃発をきっかけに、昭和15年(1940)には米穀・麦類・雑穀等の配給統制規則が次々と制定され食糧は窮屈となりました。休閑地に麦類・甘藷・雑穀等の栽培を奨励して、県民は食糧の増産に努めました。
 さらに昭和16年(1941)には農地作付統制規則が公布され、桑園・果樹園・茶園等はこれを食糧作物に切り替えるよう行政指導が行われました。
 12月8日太平洋戦争に入るに及んで食糧確保は益々重要となりました。
 滋賀県における貯蓄推進運動は、他府県同様、日露戦争前後に高まりました。半ば強制的な貯蓄が推進され、戦後においても「勤検貯蓄」の名のもとに存続しました。第一次世界大戦中および戦後においても、消費生活の向上を懸念し、積極的な貯蓄奨励が行われています。

(参考文献)
『滋賀県史 昭和編 第3巻』 滋賀県史編さん委員会編 滋賀県 1986年 p48「戦時中の食糧増産」
『滋賀県史 昭和編 第4巻』 滋賀県史編さん委員会編 滋賀県 1986年 p1,007「滋賀県下における貯蓄の動向」

p1  表紙・目次(第52号)
p2 眠る屑鉄 活かせば 兵器!
工場事業場清掃運動週間 自六月二十三日 至同二十九日(第52号)
p3 増産だ 力と土の ある限り(第53号)
p4 一億で守れこの空この国土(第53号)
p5 この際冠婚葬祭の簡素化を 徹底的に励行しませう(第55号)
p6 包囲圏 破る力だ 鉄と銅(第56号)
p7-8 鉄も銅も御奉公 総務部振興課(第56号)
p9 一七〇億貯蓄 県目標 一億五百万円 貯めやう 勝たう
 増産だ! 生活の切下げだ!(第58号)
p10 代用品 使って 資源は 皆国へ(第64号)
p11  一億敢闘 総決起の秋(第79号)
p12  爆撃貯金(第81号)
資料種別 和書
地域 滋賀県 > 滋賀県
タイトル 滋賀県月報/第52号ほか/戦中のスローガン[抜粋]
シガケン ゲッポウ 52 センチュウ ノ スローガン
出版年(西暦) 1941
出版年(年代) 昭和16年(1941年)
出版社 滋賀県
件名 戦争体験
センソウ タイケン 
備考 戦争と滋賀 
大きさ 21cm 
コンテンツID 0500387 
IIIF マニフェスト https://da.shiga-pref-library.jp/0500387/manifest