滋賀県管下近江国六郡物産図説3/甲賀郡[下]/下田竹皮笠/たけのかわ笠製造図絵

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解説 湖南市下田
 タケノカワ笠は、江戸時代の延享年中(1740年代)に下田の上西玄祐という人が江戸で技術を習得して、作ったのが始まりとします。この笠は下田の人々が農業の副業に作っていました。
 玄祐が始めてから約10年たった宝暦3年(1753)では、作っていたのは10戸でしたが、次々と戸数は増え、この明細書が出された前年の明治4年(1871)には、90戸180人が作っていたことが分かります。
 大正15年(1926)に編纂された「甲賀郡志」(甲賀郡教育会編刊)にも同数の戸数であったことが記されていますが、現在笠を作って生業としている方はいないとのことです。

資料種別 和書
地域 甲賀地域 > 湖南市
タイトル 滋賀県管下近江国六郡物産図説3/甲賀郡[下]/下田竹皮笠/たけのかわ笠製造図絵
シガケン/カンカ/ロクグン/ブッサン/ズセツ/コウカグン/シモダ/タケカワカサ
著者 滋賀県勧業課
シガケン/カンギョウカ
出版年(西暦) 1872
出版年(年代) 明治6年(1873)
関連地名 下田
シモダ 
件名 物産
ブッサン 
コンテンツID 0500555 
書誌番号 1525607 
IIIF マニフェスト https://da.shiga-pref-library.jp/0500555/manifest