犬上郡多賀神社境内図
解説 | 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)を祭神とする多賀大社は、延喜式に「近江国多何神社二社」と記されている式内社です。伊勢神宮とも関係が深く、寿命長久の福徳神として全国的に信仰が篤かった神社です。 南北朝期には五辻宮が足利尊氏追討を祈願したり、おって豊臣秀吉から社殿造営や社領の寄進を受けました。江戸時代、徳川家や井伊家からも社領の寄進を受けましたが、社殿は元和元年(1615)に焼失、寛永年間(1624-44)に再興後も安永2年(1773)・天明2年(1782)の火災で焼失しました。 現在の社殿は、平成19年(2007)に大造営が行われたものです。絵図の中心部には、本社・拝殿・楼門・三重塔をはじめとする境内と門前町の町並みが描かれています。境外には、東に天神社、西に本地堂、南には胡宮や滝宮、北には千代宮が描かれています。 (参考文献) 『国史大辞典 9』 国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1988年 『多賀大社平成の大造営記念誌』 多賀大社編刊 2008年 |
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資料種別 | 絵図 |
地域 | 愛知・犬上地域 > 多賀町 |
タイトル | 犬上郡多賀神社境内図 イヌカミグン タガ ジンジヤ ケイダイズ |
出版年(年代) | 江戸期 |
形態 | 1枚/243×180cm |
関連地名 | 犬上郡多賀町多賀 |
件名 | 多賀大社;神社 タガ タイシャ;ジンジャ |
その他の注記 | 原本の資料番号:121046452 |
コンテンツID | 0500560 |
書誌番号 | 0281036 |
IIIF マニフェスト | https://da.shiga-pref-library.jp/0500560/manifest |