湖中産物図証/1/フナ/ニゴロ/モミジブナ/カマ/[抜粋]

 ビューアーで見る  

画像の取扱いについて

無断での複製、改変、配布、転載を禁止します(詳しくは、利用案内を参照してください。)

解説 フナはマブナ・源五郎ブナ(ゲンゴロウブナ)とも。 湖辺の人々は、「ハテウ」とも「フナ」とも呼んでいました。
 フナには、「魚」ヘンに「即」の字が当てられています。また「鮒」とも。
 フナズシで有名な「源五郎ブナ」と「ニゴロブナ」、秋から紅色に体色が変わる「モミジブナ」、ニゴロブナのオスもしくは産卵後のメスの「カマ」などが紹介されています。

 フナの料理法としては、膾(なます)にすると上品な味であり、特に冬から春3月にかけてが賞味の季節であるとあります。
 また、源五郎ブナの名前の由来については、浅井郡片山浦(長浜市高月町片山沖、葛尾崎)の漁師源五郎が鎌倉幕府将軍源頼朝に献上したことから名付けたという説を載せています。
 竹生島から10里(約40km)離れた対岸の片山浦で捕れる魚は、フナを含めて特に上品な味だとあります。

p1 フナ 雄(合成)
p2-3 フナ 雄
p5-6 フナ 雌
p8-9 ニゴロ
p11-12 モミジブナ
p13 カマ
資料種別 和書
地域 琵琶湖 > 琵琶湖
タイトル 湖中産物図証/1/フナ/ニゴロ/モミジブナ/カマ/[抜粋]
コチュウ サンブツ ズショウ/1/フナ ゲンゴロウブナ ニゴロブナ モミジフナ カマ
著者 藤居重啓編
フジイ,ジユウケイ
出版年(西暦) 1854
出版年(年代) 安政元年(1854)
出版社 山本錫夫
件名 魚類
ギョルイ 
コンテンツID 0500784 
書誌番号 1352738 
IIIF マニフェスト https://da.shiga-pref-library.jp/0500784/manifest