湖国聚英/紫香楽宮趾/[抜粋]

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解説 甲賀市信楽町
 滋賀県は観光の興隆を目的に県内の名所旧跡を紹介した写真集『湖国聚英』を昭和11年(1936年)に再度発刊しました。
 昭和3年(1928年)に発刊された最初の『湖国聚英』と比べ、装丁・写真・解説などがすべて刷新されました。

 紫香楽宮は奈良時代中頃、 滋賀県甲賀市信楽町の北部に聖武天皇が造営した都です。

 『滋賀県百科事典』の「紫香楽宮址」の項によると「紫香楽宮は聖武天皇により造営された宮都である。文献によると天平14年(742年)8月に宮の造営が開始され、翌年10月には寺地をひらき大仏造顕もはじまっている。さらに天平16年(744年)3月には金光明寺の大般若経を宮にはこんだことなどが知られるが、地震や山火事など天変地異がたびたびおき、この造営は人びとの反発がつよかったとみられる。そして、天平17年(745年)1月にようやく紫香楽宮遷都が挙行されはしたものの、同年5月にははやくも宮は廃止された。」とあります。

(参考文献)
『滋賀県百科事典』 滋賀県百科事典刊行会編 大和書房 1984年 p.356

p.1 紫香楽宮趾
p.2 解説

資料種別 古写真・絵葉書
地域 甲賀地域 > 甲賀市
タイトル 湖国聚英/紫香楽宮趾/[抜粋]
ココク シュウエイ シガラキ グウシ
著者 滋賀県編刊
シガケン
出版年(西暦) 1936
出版年(年代) 昭和11年(1936)
出版社 滋賀県/[大津]
件名 紫香楽宮
シガラキ ノ ミヤ 
ページ数 1冊 
大きさ 19×28cm 
コンテンツID 0501377 
書誌番号 2298399 
IIIF マニフェスト https://da.shiga-pref-library.jp/0501377/manifest