東海道名所図会/2/勢多橋/秀郷/[抜粋]
解説 | p.2は、瀬田唐橋を鳥瞰した図です。 手前に瀬田川左岸の鳥居川村から橋を渡り、対岸の瀬田町に到達する瀬田川全体と、その背景には金勝山(こんぜやま)と黒津・谷上(田上)の集落が描かれています。 p.3は、瀬田橋東詰めにある俵藤太秀郷を祀る秀郷祠(ひでさとのやしろ)にまつわる伝承を描いたものです。 本文によりますと、俵藤太(藤原秀郷)が鎮守府将軍に就任する前の延喜8年(908)、瀬田橋に出現した大蛇から三上山の百足退治を依頼され、唾をつけた矢で百足を射殺しました。その御礼として、大蛇は琵琶湖の湖中にある竜宮城に秀郷を招待し、太刀・よろい・旗・巻絹・鍋などの10種の宝器を贈ったとされています。 中央が秀郷、左が大蛇の化身。門兵や臣下は、湖魚の形をした帽子を冠っています。 |
---|---|
資料種別 | 和書 |
地域 | 大津・志賀地域 > 大津市 |
タイトル | 東海道名所図会/2/勢多橋/秀郷/[抜粋] トウカイドウ メイショ ズエ/2/セタハ゛シ/ヒデサト |
著者 | 秋里籬島編 アキザト,リトウ |
出版年(西暦) | 1797 |
出版年(年代) | 寛政9年(1797) |
出版社 | 柳原喜兵衞[ほか]/[大阪] |
形態 | 6冊/25cm |
関連地名 | 大津市瀬田・鳥居川 オオツシ セタ トリイガワ |
件名 | 図絵;伝説民話;瀬田橋 ズエ;デンセツ ミンワ;セタバシ |
その他の注記 | 原本の資料番号:127373017/和装本/木版/帙入 |
コンテンツID | 0501540 |
書誌番号 | 0740876 |
IIIF マニフェスト | https://da.shiga-pref-library.jp/0501540/manifest |