近江名所図会/伊勢参宮名所図会/店先で働く人々
解説 | 『近江名所図会』は、近江国内の名所・旧跡を紹介した絵入り地誌です。内容の多くは、『木曽路名所図会』『伊勢参宮名所図会』の版木を利用して出版されました。 『伊勢参宮名所図会』は、京都から伊勢参宮への絵入り地誌です。 p1.2 三上山・目川 名物の豆腐田楽を焼いて客に出している様子が描かれています。男性は鉢巻きに前掛け、女性はたすき掛けに前掛けをしています。(『近江名所図会』より) p3.4 夏見の里 ところてんの店の様子が描かれています。看板の「心太」とは「ところてん」のことです。主人がところてんを押し出している横には、土産物の武家と鬼の騎馬人形が置かれています。現在ところてんには黒蜜をかけて食べるのが普通ですが、その発祥の地がこの夏見の茶店といわれています。(『伊勢参宮名所図会』より) (参考文献) 『近江名所図会』 秦石田輯 秋里籬島輯 蔀關月画 西村中和画 浪花書林 1814年 4巻4冊 『伊勢参宮名所図会』 秋里籬島撰 蔀関月編集・画 大阪書林・京都書林 1797年 6巻8冊 『江戸庶民の旅』 金森敦子著 平凡社 2002年 |
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資料種別 | 和書 |
地域 | 滋賀県 > 滋賀県 |
タイトル | 近江名所図会/伊勢参宮名所図会/店先で働く人々 オウミ メイショ ズエ/イセ サングウ メイショ ズエ |
備考 | 近江の人々 |
コンテンツID | 0501598 |
書誌番号 | 0737752 |
IIIF マニフェスト | https://da.shiga-pref-library.jp/0501598/manifest |