五十三次名所図絵/土山

 ビューアーで見る  

画像の取扱いについて

無断での複製、改変、配布、転載を禁止します(詳しくは、利用案内を参照してください。)

解説 「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 雨が降る」と鈴鹿馬子唄に唄われた土山は、京から伊勢に向かう旅人が、鈴鹿越えを控えて立ち寄る宿場でした。近年も、絵本作家・飯野知好氏が人気シリーズ『ねぎぼうずのあさたろう その9』で、東海道を旅して土山にたどり着いた主人公「あさたろう」が不意の雨に打たれた際、先の歌を口ずさみながら、相棒の「にんにくのにきち」とともに雨宿りをする場面を描き、子どもたちにも親炙する等、雨と土山、そしてそれをテーマにした馬子唄は、今も昔も定番の3点セットといえるでしょう。
 なお、画中にも「鈴鹿の麓 鈴鹿川」とありますが、その鈴鹿峠は、道の険しさや天候の変わりやすさ等から、旅の難所として昔から有名で、そこを走る国道一号線は、新名神高速道路が開通するまで、手練れのドライバーたちの間でも難しいコースとして知られていました。

(参考文献)
『図説近江の街道』 木村至宏監修 郷土出版社 1994年
『ねぎぼうずのあさたろう その9 あめのつちやま きゅうべえのおもい!』 飯野知好著 福音館書店 2013年
資料種別 浮世絵
地域 甲賀地域 > 甲賀市
タイトル 五十三次名所図絵/土山
ゴジュウサンツギ メイショ ズエ ツチヤマ
著者 [歌川]広重画
ウタガワ,ヒロシゲ
出版年(年代) [江戸]
出版社 児玉又七/[出版地不明]
関連地名 土山
ツチヤマ 
件名 東海道;絵画
トウカイドウ;カイガ 
ページ数 1枚 
大きさ 37×26cm 
コンテンツID 1000112 
書誌番号 1161583 
IIIF マニフェスト https://da.shiga-pref-library.jp/1000112/manifest