井伊大老茶道談 上

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解説 本書は、井伊直弼の茶道に関する著作を翻刻・紹介したものです。
 井伊直弼は、17歳の時に三百俵の捨扶持を与えられ、尾末町の屋敷に部屋住として暮らしました。世に問うても問われない身の上を埋木にたとえ、屋敷を埋木舎(うもれぎのや)と呼びました。そんな境遇の中でも文武両道を志し、居合や禅の研究とともに茶の湯にも熱心に取り組みました。
 石州流の茶道では、片桐宗猿に師事し、後に一派を立ち上げました。その際に執筆されたのが『入門書』で、その一派が独自のものであることを示し、入門する者の心得について書いたものです。その他にも古今の茶人の逸話ともに、道具の起源や由来をまとめた『閑夜茶話』や「一期一会」の言葉で有名な『茶湯一会集』などがあります。

(目次)
写真
解説
入門記
茶湯一会集
拡間之弁

(参考文献)
『井伊直弼』 新装版 吉田常吉著 吉川弘文館 1985年
『井伊直弼』 母利美和著 吉川弘文館 2006年
『井伊直弼 修養としての茶の湯』 谷村玲子著 創文社 2001年
資料種別 和書
地域 愛知・犬上地域 > 彦根市
タイトル 井伊大老茶道談 上
イイ タイロウ サドウダン
著者 井伊直弼著;中村勝麻呂編纂
イイ,ナオスケ;ナカムラ,カツマロ
出版年(西暦) 1914
出版年(年代) 大正3年(1914年)
出版社 箒文社/東京
関連人物 井伊直弼
イイ,ナオスケ 
件名 茶道
チャドウ 
ページ数 126p 
大きさ 22cm 
コンテンツID 1000328 
書誌番号 0743989 
IIIF マニフェスト https://da.shiga-pref-library.jp/1000328/manifest